首都直下地震 72時間
首都直下地震72時間について

防災シナリオアプリについて

関東地域では、首都直下地震の危険性が指摘されています。
防災シナリオアプリ「首都直下地震72時間」では、発生時間や発生場所を自由に選んだ上で、首都直下地震が起きてから72時間の世界をあなたの目線で体験することができます。
夜に首都直下地震が発生したらどうなるか、自宅に帰ろうとした時にどんなことが起きるのか。どこに行き、何をするかはあなた次第です。あなただけの首都直下地震の72時間をシミュレーションし、地震への備えについて考えてみませんか。

操作方法について

・事前の準備画面について

このアプリでは、はじめにあなたの立場や発生時間、発生場所、目的地や目的を入力してもらうことで、よりあなたに合ったシミュレーションができるようになっています。
最初にいくつか質問を行いますので、画面に沿ってお答え下さい。
また、入力が面倒な場合は、システム側でランダムに入力することもできます。早く体験したい場合はこちらを選択して下さい。

このアプリでは効果音が出ます。特に最初に地震発生時の大きな音が出ますので、使われている機器の方で音量調整をして下さい。
「首都直下地震72時間を始める」をクリックすると、シミュレーションが始まります。

・シミュレーション中の画面について

シミュレーション中の画面構成は以下のようになっています。
左上:時間と発生してからの経過時間が書かれています。
右上:今あなたがいる場所が書かれています。
中央:イラストはその時間帯のその場所の様子が描かれています。
左下:震災後の様子に関する様々な情報が文章で出されます。画面をクリックすると次の文章に進みます。

・シミュレーション中の行動について

その時間帯、その場面の震災後の様子に関する情報が文章で出された後は、下の画面のようにいくつか右下に選択肢が出され、行動を起こすことができます。起こしたい行動をクリックして下さい。

・移動について

行動の選択肢のうち、「移動」をクリックすると以下のような画面が出てきて、場所を変えることができます。
左の地図の中央にあるピンがあなたの今いる場所で、ピンク色になっている部分が当面の移動できる範囲です。地図を動かしたり、拡大・縮小して次に行きたい場所をクリックして下さい(新しくピンが立ちます)。その後、クリックしたところがどのような場所か右の選択肢から選んで下さい。この操作が完了したら、場面が移り変わっていきます。

・エンディングについて

首都直下地震が発生してから72時間経ったら、下のようにエンディング画面に移ります。エンディング画面では、「エンディング」、「72時間震災体験アルバム」、「防災に役立つリンク集」の2つの画面があります。左のリストからそれぞれクリックして下さい。

エンディング:本アプリのエンディングのメッセージが書かれています。

72時間震災体験アルバム:あなたの震災体験の時間軸に沿った画面がまとめられています。画面を見ながら、ぜひ自分の体験を振り返ってみて下さい。

防災に役立つリンク集:震災に関する情報や避難所の場所など、防災に関する情報をより詳しく調べたい場合は、こちらのリンクから各ページに移動して下さい。

・あなたの震災体験の共有について

このアプリでは、あなたの震災体験で一番印象に残った場面をアルバムから選択し、コメントを付けてFacebookで共有することができます。同じ地域の人や友達に向けて、あなたが学んだことや疑問に思ったことを共有してみませんか?

開発メンバーについて

本アプリは科学研究費助成事業基盤研究(A)24240103「学習者の状況および知識構造に対応したシナリオ型防災教育教材の開発」(プロジェクト期間:2012年~2015年3月31日)で開発しています。メンバーは、山内祐平(東京大学大学院情報学環・准教授)、田中淳(東京大学大学院情報学環・教授)、吉川肇子(慶應義塾大学商学部・教授)、大原美保(独立行政法人土木研究所、政策研究大学院大学・連携准教授)、鈴木克明(熊本大学大学院・教授)、地引泰人(東北大学 災害科学国際研究所 助教)、藤本徹(東京大学大学総合教育研究センター)、池尻良平(東京大学大学院情報学環・特任助教)、小林秀行(東京大学大学院 学際情報学府・博士課程)、黄欣悦(東京大学大学院 学際情報学府・博士課程)の10名です。

●WEBアプリケーション開発
株式会社スパイスワークス(WEBアプリケーション制作)、グローバル・テクノロジー・デザイン株式会社(背景デザイン)、狛蜜ザキ(イラストレーター)